インプラントを奥歯に入れるデメリットは?できない3つのケースも紹介

監修者情報

院長:内藤 嘉彦

<保有資格>

  • 国際インプラント学会認定医
  • 国際口腔インプラント学会
  • 顎咬合学会認定医など

<自己紹介>

はじめてお越しいただく方は、歯医者に対して不安をもたれているかもしれません。
当院は常に患者様を第一に考え、不安を取り除き安心して治療をお受けいただきたいと考えています。
まずはカウンセリングを行いますので、お気軽にお口のお悩みをお聞かせください。

虫歯や歯周病で歯を失ってしまったとき、事故によって歯を失ってしまったときに治療の選択肢の一つとなるのがインプラントです。

インプラントとは、人工の材料や部品の総称で、歯科医院で行われるインプラント治療は歯科インプラントといいます。

とくに失った歯が奥歯だった場合は、インプラントを歯科医師が提案することも多いのですが、メリットのほかにデメリットやリスクもあることを把握しておく必要があります。

この記事では、奥歯インプラントのメリット、デメリットとともに、インプラントができない3つのケースをご紹介します。

インプラント治療を考えている、メリットだけではなくデメリットも知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

奥歯の役割

奥歯は第一大臼歯から第三大臼歯までの上下左右合わせて12本のことをいいます。食べ物を噛んだときに細かくすりつぶすことができる歯です。

とくに、第一臼歯は噛む力が歯の中で大きく、咬み合わせの高さを決める大事な歯となります。

そのため、奥歯を失ってしまった場合はなんらかの方法によって歯を治療する必要があります。

奥歯で物を噛めなくなったり、嚙みつぶせなくなったりすることで、消化器官の不調に影響を及ぼすことや、咬み合わせが安定しないことで姿勢に影響することもあるのです。

奥歯インプラントのメリット

奥歯を失った場合に考えられる治療方法として、両側の歯を支えにしてブリッジで補う方法や、金属バネを使用して隣の歯に人工歯を固定する方法がありますが、奥歯をインプラントにすることで以下のようなメリットを感じることができます。

・しっかり噛むことができる
・発音がしやすい
・咬み合わせが整う
・入れ歯に比べて痛みや違和感がない

インプラントは咀嚼力が最も天然歯に近いといわれているため、物を噛む際にしっかり噛めるようになります。また、奥歯がない状態だと息が漏れてうまく発音できない言葉が出てきますが、奥歯にインプラントを入れることで会話のストレスが軽減されます。

さらに、奥歯がないと咬み合わせの力が偏ってしまい、肩こりや頭痛、姿勢の悪さなどを引き起こすため、咬み合わせを整えられる奥歯のインプラントはメリットがあります。

インプラントではなく入れ歯を選択すると、大きな力がかかることで痛みや違和感が生じるケースもありますが、インプラントなら自分の歯と同様に噛むことができるのが特徴です。

奥歯インプラントのデメリット

奥歯をインプラントにすることでメリットを多数感じられますが、メリットだけではなくデメリットも把握することで、治療や治療後の計画が立てやすいためデメリットも確認しておきましょう。

ここからは、奥歯インプラントのデメリットをご紹介します。

費用が高額になる

インプラントに使用されているチタンは高額な金属なので、全額自己負担となるインプラントは高額になってしまいます。

ただし、病気や怪我によって歯を失ってしまった場合は、保険が適用されることや、医療費控除の対象となり、医療費の一部が戻ってくるケースもあるためよく確認するようにしましょう。

インプラントの費用について知りたいという方は、こちらの記事もご覧ください。

【インプラント】奥歯2本の費用相場は?信頼できる歯科医院を選ぶ条件を紹介

治療が長期化する可能性がある

インプラントの治療は下あごで最短6か月、上あごで最短12か月かかると考えられています。

インプラントは以下のような手順で治療が進められます。

1.診断、術前検査、治療計画立案
2.インプラント埋入術
3.アバットメント、人工歯装着
4.定期健診

まずは現状を把握するために患者さんのお口の中や全身の健康状態などを診療し、口内を直接診て虫歯、歯周病、咬み合わせを確認します。

その際に口腔内のCTを撮ったうえで、治療計画が立案されます。

インプラントを埋める手術は1~2日ほどで終了します。骨が結合するまで、2~6か月ほどかかり、手術後は飲酒や喫煙などの制限があります。

インプラントが骨と結合すればアバットメントと人工歯を設置でき、処置自体は終了となりますが、その後も定期的に歯科医院でメンテナンスを受ける必要があります。

インプラントの治療について詳しく知りたい方は、こちらのページもご覧ください。

インプラントについて

骨の造成が必要なケースもある

インプラント治療の際、インプラントを支える顎の骨がやせてしまっている場合は、そのままだとインプラントを支えきれない可能性があることから、骨を増やす手術が行われることがあります。

その場合は、費用がかかることや、治療期間が長くなってしまうことがデメリットとして挙げられます。

治療方法は場所によって異なりますが、以下のような治療方法が一般的です。

治療名 特徴 費用相場
サイナスリスト ・上顎洞付近の歯茎を切り抜き骨を削って粘膜を押し上げる 50,000~350,000円(片側)
ソケットリフト ・インプラントを埋める用の穴から粘膜を押し上げる 30,000~50,000円(一か所)
スプリットクレスト ・顎の骨の先端に切り込みを入れてインプラントを埋め込む 30,000~100,000円(一か所)
GBR ・骨を作りたい部分に患者さん自身の骨や人工骨を入れて覆う 30,000~100,000円(一か所)

このようにさまざまな治療方法によって、骨造成や骨移植を行わなければならないケースもあります。

定期的にメンテナンスする必要がある

インプラントは費用が高額となるため、万が一故障してしまったなどのトラブルが起こると修理代も高額になります。そのため、埋入後にインプラントを長持ちさせることを目的として正しいメンテナンスが必要です。

インプラントを埋入後にメンテナンスを怠ると、周囲に歯垢が溜まりやすくなりインプラント周囲炎を引き起こします。

インプラント周囲炎によって歯槽骨が破壊されてしまうと、インプラントの脱落につながることもあるため、定期的に歯科医院でメンテナンスをする必要があるのです。

インプラントができない3つのケース

奥歯のインプラントは、患者さんの状況によっては治療できないケースもあります。

ここからは、インプラントができない3つのケースをご紹介します。

未成年の方

インプラントは20歳未満の方は治療ができません。成長期にインプラントを埋入してしまうことで、成長とともに顎の骨が動き、インプラントがずれてしまう可能性があるからです。

そのため、奥歯を何らかの理由によって失ってしまった場合は、顎の骨が成長するまでは入れ歯などで対応し、骨の成長がとまってからインプラント治療を開始する必要があります。

妊娠中の方

インプラント治療は手術や投薬が必要となる治療なので、母子への安全性を考慮してインプラント治療を行わない歯科医院が多いです。

妊娠中も未成年と同様に、歯を失ってしまった場合は入れ歯などで補い、出産、授乳が終了してからインプラント治療を開始します。

虫歯や歯周病がある方

虫歯や歯周病がある状態だと、口腔内感染を防ぐために治療ができないということもあります。そのため、虫歯や歯周病の治療をして、症状が落ち着いてからインプラント治療を始めることが多いです。

前述したようにインプラント周囲炎になってしまう可能性もあるため、虫歯や歯周病はインプラント治療前にしっかり治療する必要があります。

まとめ

奥歯インプラントのメリット、デメリットとともに、インプラントができない3つのケースをご紹介しましたが、参考になりましたか?

奥歯のインプラント治療にはメリットが多く存在しますが、デメリットもあることを把握しておきましょう。

これからインプラント治療をはじめようと考えている方は、歯科医師からの説明をしっかり受け、納得したうえで治療を受けるようにしましょう。

初台から徒歩1分の場所にある「内藤歯科」では、国際インプラント学会認定医である院長が、丁寧に笑顔でお口の健康をサポートします。

インフォームドコンセントを徹底しているため、治療前に患者様に合わせた説明をしっかり行い、納得の治療を提供いたします。

インプラント治療を考えている方は、ぜひ「内藤歯科」までご連絡・ご相談ください。

 

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