歯がしみるのはなぜ その2

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歯がしみる場合の1つ目は、

歯肉がやせて、根の部分をカバーしていた歯肉が、下がってしまい、根面が露出してくることにより、過敏になってしまうケース。でしたね。これについて、今回は掘り下げていきます。

生物はみな誕生とともに、「エイジング」が始まります。成長とともに様々な変化を遂げ活力を増した細胞も、ある時期から今度は終末期に向かい活力を失っていきます。それはそうです、誕生時に50cmだった赤ちゃんが、1歳時には75cmほどになり、100年後には、25mほどになると、ちょっと困りますね。歯肉もおおよそ20歳を超えたころからは、少しずつ活力を失い、退化していきます。気が付くと、いつの間にか歯肉はやせていき、歯根面が露出してきます。そうすると、温度の刺激が露出した歯根面を通して、歯の神経組織に「もう若くはないのだから、無茶はするなよ、たのむよ!」という警告を送るようになります。これが歯肉退縮による知覚過敏です。

歯の表面は、もともとエナメル質という、固い鎧のようなもので守られていますが、これも長年の酷使で徐々に摩耗して薄くなり、守り切れなくなっていきます。

知覚過敏は、そのような防御能力の弱体化に対する、一種の警告の役目もしているように思います。