歯がしみるのはなぜ その1

初台の内藤歯科では、皆様の役に立つ、歯科情報を発信しています。

今回は、歯科治療で多い質問に対する情報を、提供していきます。

来院される方の動機で多いものの一つが、「歯がしみる」というものです。その多くの方が、「むし歯ができたのかな?早く治療しなきゃ。」と自己判断されてきます。もちろんむし歯のことも多いものですが、意外と多いのが、「知覚過敏」というものです。簡単に言うとむし歯ではなく、歯の感覚が過敏になり、温度変化を過敏に感じ取り、痛みと勘違いしてしまう状態です。初診で知覚過敏でいらした患者様に、「知覚過敏ですね」とお伝えすると、「な~んだ、知覚過敏か!」と言いながら満面の笑顔でお帰りになろうとします。これは正しくありません。むし歯の痛みは治療により、なくすことはできますが、知覚過敏の痛みはコントロールしにくいものもあり、苦労することがあるのです。

それでは、厄介なこともある、知覚過敏の原因は何でしょうか?大きく分けて3通りあります。

1つ目は、歯肉がやせて、根の部分をカバーしていた歯肉が、下がってしまい、根面が露出してくることにより、過敏になってしまうケース。

2つ目は、根の付け根部分のエナメル質がはがれて、根面が露出することにより、過敏になるケース。

3つ目は、咬み合わせの負担が大きすぎて、咬合性外傷の状態になり、過敏になるケース。

これらの原因別に、対策を考えていくことが大切です。むし歯とは異なり、経過観察だけで治まる場合もあり、すぐに歯を削ることはありませんが、コントロールしにくいケースは、後々まで苦労することもあります。決して知覚過敏の診断に喜んでいる場合ではないのです。

それぞれの原因別の対策はまた次回、見ていきましょう。