食べ物がいつも同じ場所に挟まるのはなぜ?

食べ物がいつも同じ場所に挟まるのはなぜ?虫歯・歯間の変化・詰め物など考えられる原因

 

食事をするたびに、いつも同じ歯と歯の間に食べ物が挟まる。

フロスで取っても、次の食事ではまた同じ場所に挟まってしまう。

このような経験はありませんか?

食べ物がたまたま歯の間に挟まることは珍しくありません。

しかし、毎回のように同じ場所に挟まる場合には、その部分に食べ物が入り込みやすくなっている原因が隠れていることがあります。

なぜ、いつも同じ場所に食べ物が挟まるの?

 

ポイントは、同じ場所ということです。

食べ物が偶然挟まるだけであれば、毎回同じ歯の間とは限りません。

一方で、

・特定の歯の間に毎回挟まる

・肉や野菜などがいつも同じ場所に入る

・以前よりフロスがスカスカ通る

・詰め物や被せ物の周囲に挟まりやすい

といった場合には、その部分の歯と歯の接触状態や形などが関係している可能性があります。

歯科では、歯と歯の間に食べ物が入り込む状態を「食片圧入」と呼ぶことがあります。

原因は一つとは限りません。

そのため、挟まった食べ物を取り除くだけではなく「なぜ毎回そこに挟まるのか」を確認することが大切です。

食べ物が同じ場所に挟まる主な原因

 

1.歯と歯の間の接触がゆるくなっている

隣り合う歯同士は、適度に接触しています。

この接触がゆるくなったり、わずかなすき間ができたりすると、食事のたびに食べ物が入り込みやすくなることがあります。

見た目ではほとんどすき間がないように見えても、実際には食べ物が押し込まれやすい状態になっていることもあります。

「以前は大丈夫だったのに、最近ここだけ挟まる」

という場合には、歯と歯の接触状態を確認してみることが大切です。

2.歯と歯の間に虫歯ができている

歯と歯の間に虫歯ができると、歯の形が変化して食べ物が引っかかりやすくなることがあります。

歯と歯の間の虫歯は、自分で鏡を見ても気づきにくい場所です。

また、虫歯があっても初期には痛みを感じないことがあります。

そのため、痛くないから虫歯ではない、とは限りません。

必要に応じてレントゲン撮影などを行い、見ただけでは確認しにくい部分も調べます。

3.詰め物や被せ物が関係している

詰め物や被せ物が入っている歯の周囲に、食べ物が挟まりやすくなることもあります。

たとえば、

・隣の歯との接触が弱くなっている

・詰め物や被せ物が摩耗している

・食べ物が入り込みやすい形になっている

・修復物の周囲に段差などが生じている

といった状態が考えられます。

治療してから長い年月が経過している場合だけでなく、「治療後から食べ物が挟まりやすくなった」という場合にも、一度歯科医院へご相談ください。

なお、食べ物が挟まるからといって、必ず詰め物や被せ物のやり直しが必要になるわけではありません。

まずは原因を確認することが大切です。

4.歯ぐきが下がるなど、歯周組織が変化している

歯と歯の間は、歯だけではなく歯ぐきによっても満たされています。

歯周病や加齢などによって歯ぐきが下がると、それまで気にならなかった歯間に食べ物が入りやすくなることがあります。

・歯が以前より長く見える

・歯と歯の間のすき間が目立ってきた

・歯ぐきから血が出る

・口臭が気になる

といった変化がある場合には、歯ぐきや歯周ポケット、歯を支える組織の状態も確認することが大切です。

5.歯並びや歯の位置が変化している

大人になってからも、歯の位置がまったく変化しないとは限りません。

歯が少し移動したり傾いたりすることで、隣の歯との接触状態が変わり、食べ物が挟まりやすくなることがあります。

見た目ではほとんど変化がわからなくても、わずかな位置関係の変化が影響している場合があります。

6.噛み合わせが関係していることもあります

食べ物が挟まる原因は、単純に歯と歯のすき間だけとは限りません。

噛んだときの力のかかり方や歯の形などによって、食べ物が特定の歯間へ押し込まれやすくなることがあります。

そのため歯科医院では、挟まる部分だけでなく、必要に応じて噛み合わせなども確認します。

最近、急に食べ物が挟まるようになった場合は?

 

以前から挟まりやすかったのか、最近になって急に挟まるようになったのかは、原因を考えるうえで大切な情報です。

特に、

「数週間前から急に挟まるようになった」

「詰め物や被せ物の治療後から挟まる」

「以前よりフロスの通り方が変わった」

といった変化がある場合には、そのことを歯科医師に伝えてください。

いつから、どの場所に、どのくらいの頻度で挟まるのかを伝えることで、原因を確認する手がかりになります。

フロスで取れるから大丈夫、とは限りません

 

食べ物が挟まったときに、フロスや歯間ブラシで取り除くことは大切です。

ただし、毎回同じ場所に挟まる場合には、取れたから終わりではなく、

なぜ毎回そこに入るのかを確認することも大切です。

食べ物が繰り返し入り込む部分は汚れが残りやすく、歯ぐきの炎症や虫歯などにつながることがあります。

セルフケアを続けながら、繰り返す場合には原因そのものを確認してみましょう。

こんなときは歯科医院へご相談ください

 

次のような変化がある場合には、一度歯科医院で確認することをおすすめします。

・毎日のように同じ場所に食べ物が挟まる

・以前は挟まらなかった場所に挟まるようになった

・最近になって急に挟まり始めた

・挟まる頻度が増えてきた

・フロスが以前よりスカスカ通る

・反対にフロスが引っかかったり切れたりする

・食べ物が挟まる部分の歯ぐきから血が出る

・痛みや違和感がある

・詰め物や被せ物の周囲に挟まりやすい

・口臭や歯ぐきの腫れも気になる

痛みがなくても相談して問題ありません。

「食べ物がいつも同じところに挟まる」という変化そのものが、お口の状態を確認するきっかけになります。

食べモノが挟まるとき、歯科医院では何を確認するの?

 

食べ物が挟まる原因は患者様によって異なります。

歯科医院では主に、

・虫歯の有無

・歯と歯の接触状態

・詰め物や被せ物の状態

・歯ぐきや歯周ポケットの状態

・歯並びや歯の位置

・噛み合わせ

などを確認します。

必要に応じてレントゲン撮影などを行うこともあります。

虫歯が原因であれば虫歯治療、詰め物や被せ物が関係していれば修復物の状態に応じた対応、歯周病が関係していれば歯周治療など、原因に合わせて治療やケアを検討します。

食べ物が挟まる=すぐに歯を削る、詰め物をやり直す、というわけではありません。

まず原因を確認することが重要です。

食べモノが挟まるとき、自宅ではどうすればいい?

 

食べ物が挟まったままにせず、できるだけやさしく取り除きましょう。

歯と歯の間にはデンタルフロスや、ご自身の歯間に合ったサイズの歯間ブラシを使用します。

爪楊枝などを無理に押し込むと、歯ぐきを傷つけることがあります。

また、食べ物が挟まるからといって、太い歯間ブラシを無理に通したり、強い力で何度もこすったりする必要はありません。

適切な清掃方法や歯間ブラシのサイズがわからない場合には、歯科医院で確認することができます。

食べ物が挟まる:よくある質問

 

Q.食べ物が毎回同じ歯の間に挟まります。虫歯でしょうか?

A.虫歯の可能性もありますが、虫歯だけが原因とは限りません。

歯と歯の接触状態、歯ぐきの変化、歯並び、詰め物や被せ物、噛み合わせなど、さまざまな原因が考えられます。

毎回同じ場所に挟まる場合には、一度原因を確認してみることをおすすめします。

Q.最近になって急に食べ物が挟まるようになったのはなぜですか?

A.歯と歯の接触状態や歯ぐき、詰め物・被せ物、歯の位置などに変化が起きている可能性があります。

虫歯が原因となっている場合もあるため、以前は挟まらなかった場所に繰り返し挟まるようになった場合には、歯科医院で確認してもらうと安心です。

Q.痛くなければ様子を見ても大丈夫ですか?

A.一時的に食べ物が挟まっただけであれば、大きな問題ではない場合もあります。

ただし、以前は問題なかった場所に繰り返し挟まるようになった場合や、挟まる頻度が増えている場合には、痛みがなくても一度確認することをおすすめします。

Q.詰め物をした歯に食べ物が挟まります。やり直しが必要ですか?

A.必ずやり直しが必要になるわけではありません。

詰め物と隣の歯との接触状態や形、噛み合わせ、周囲の歯や歯ぐきの状態などを確認したうえで判断します。

治療後から挟まりやすくなった場合には、そのことを歯科医師へお伝えください。

Q.フロスを毎日使っていれば問題ありませんか?

A.フロスで食べ物や歯垢を取り除くことは大切です。

ただし、毎回同じ場所に食べ物が挟まる場合には、セルフケアだけでは原因そのものを解決できないことがあります。

清掃を続けながら、一度原因を確認してみましょう。

Q.食べ物が挟まることは歯周病と関係がありますか?

A.関係している場合があります。

歯周病によって歯ぐきや歯を支える組織が変化すると、歯間に食べ物が入りやすくなることがあります。

また、食べ物が繰り返し挟まる部分は清掃しにくくなるため、歯ぐきの炎症にも注意が必要です。

 

いつもここに挟まる、は、お口の変化に気づくきっかけです

 

食べ物が歯に挟まること自体は、誰にでも起こることがあります。

しかし、

「なぜか毎回ここだけ」

「以前は平気だったのに最近挟まる」

という場合には、その場所のお口の状態が変化している可能性があります。

虫歯、歯と歯の接触状態、歯ぐき、詰め物や被せ物、歯並び、噛み合わせなど、考えられる原因は一つではありません。

大切なのは、挟まった食べ物を取るだけで終わらせず、繰り返す場合には「なぜ挟まるのか」を確認することです。

初台の内藤歯科では、お口全体の状態を確認しながら、食べ物が挟まりやすくなった原因を考えていきます。

「こんなことで歯医者に相談してもいいのかな?」

と思うような小さな変化でも、お気軽にご相談ください。

 

【初台 内藤歯科 基本情報】

  • 【医院名】内藤歯科(渋谷区初台)
  • 【電話番号】📞 03-3370-8241
  • 【住所】📍 東京都渋谷区初台1-35-13(京王新線 初台駅 南口出口より徒歩1分)
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  内藤歯科・院長内藤嘉彦
0 東京科学大学(旧東京医科歯科大学)出身
学会・資格 顎咬合学会・認定医
  特定非営利活動法人 日本顎咬合学会
  ICOI(国際口腔インプラント学会本部アメリカ・認定医)
  ICOI
  ISOI(国際口腔インプラント学会本部ドイツ・認定医)
  ドイツ歯科インプラント学会 – DGZI e.V. |DGZIは非営利団体であり、その規約に基づき、歯科医および診療チームのインプラント学的研修における品質保証に取り組んでいます。
  ストローマンインプラント・スペシャリスト認定医
  https://drive.google.com/file/d/1AGhwcEy4tY4vb2s6PVfiXBwXjGqnlapf/view?usp=sharing
  世界10数か国において、インプラント、歯周病、審美の研鑽
  世界レベルの学会で専門医の研鑽を続けています。

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