中学生・高校生に増える歯肉炎とは?
思春期のお口の変化と予防法
中学生・高校生になると、歯みがきのときに歯ぐきから血が出る、歯ぐきが赤く腫れている、口臭が気になるなど、お口の変化がみられることがあります。
この時期に気を付けたいお口のトラブルのひとつが歯肉炎です。
歯肉炎の主な原因は、歯と歯ぐきの境目などにたまるプラークです。思春期はホルモンバランスなどの変化によって、プラークに対する歯ぐきの炎症反応が強く現れることがあります。
また、部活動や塾、受験勉強などで生活リズムが変わり、毎日のセルフケアがおろそかになりやすい時期でもあります。
歯肉炎は早めに気付き、毎日のセルフケアや歯科医院でのケアを行うことで改善が期待できます。
今回は、中学生・高校生に歯肉炎がみられやすい理由や、ご家庭で気付きたいサイン、予防方法についてわかりやすく解説します。
歯肉炎とは?
歯肉炎とは、歯ぐきに炎症が起きている状態です。
主なサインには、
・歯ぐきが赤い
・歯ぐきが腫れている
・歯みがきのときに血が出る
・口臭が気になる
などがあります。
主な原因となるプラークは、単なる食べかすではなく、細菌などが集まったものです。
歯と歯ぐきの境目などにプラークが残った状態が続くと、歯ぐきに炎症が起こりやすくなります。
歯肉炎と歯周炎はどう違う?
歯肉炎は、炎症が主に歯ぐきにとどまっている状態です。
一方、歯周炎では炎症によって歯を支える組織にまで影響が及びます。
中学生・高校生では歯肉炎が多くみられますが、若い年代でも歯周炎が起こることはあります。
歯ぐきからの出血や腫れが続いている場合は、年齢だけで大丈夫と判断せず、歯科医院で状態を確認してもらいましょう。
なぜ思春期は歯肉炎になりやすい?
1.ホルモンバランスが変化する
思春期には性ホルモンの分泌が大きく変化します。
こうしたホルモンの変化によって、プラークに対する歯ぐきの炎症反応が強く現れることがあります。
ただし、ホルモンの変化だけで歯肉炎になるわけではありません。
基本となるのは、プラークをためないように毎日のセルフケアを続けることです。
2.自分で歯みがきをするようになる
中学生・高校生になると、お口のケアを本人に任せるご家庭が多くなります。
毎日歯を磨いていても、
・歯と歯ぐきの境目
・歯と歯の間
・奥歯
・歯並びが重なっている部分
などにはプラークが残りやすいため注意が必要です。
大切なのは、磨いているかだけではなく、汚れをきちんと落とせているかです。
3.生活リズムが変化する
部活動や塾、受験勉強などで帰宅時間が遅くなり、歯みがきが短時間になったり、そのまま寝てしまったりすることもあります。
忙しい時期だからこそ、特に就寝前の歯みがきを習慣にすることが大切です。
4.矯正装置の周囲は磨き残しやすい
中学生・高校生では、歯列矯正を行っている方もいます。
特に固定式の矯正装置を使用している場合は、装置の周囲にプラークが残りやすくなります。
通常の歯ブラシだけでは磨きにくい部分もあるため、歯科医院で自分のお口に合った清掃方法を確認しましょう。
こんなサインがあったら歯ぐきをチェック
次のような変化が続いていないか確認してみましょう。
・歯みがきをすると血が出る
・歯ぐきが赤い
・歯ぐきが腫れている
・歯ぐきがむずむずする
・口臭が気になる
・歯と歯ぐきの境目に汚れが残っている
歯肉炎は強い痛みがないことも多いため、本人が気付かないまま炎症が続いている場合があります。
特に歯みがきのたびに出血する、腫れがなかなか引かないといった場合は、一度歯科医院で確認してもらいましょう。
歯ぐきから血が出たら歯みがきはどうする?
歯みがきのときに血が出ると、磨かないほうがよいのではと心配になるかもしれません。
しかし、歯肉炎による出血の場合、プラークをそのままにすると炎症が続いてしまいます。
強い力でゴシゴシ磨く必要はありません。
歯ブラシを歯と歯ぐきの境目にやさしく当て、小刻みに動かしながら丁寧に磨きましょう。
出血が続く、腫れが強い、痛みがあるなどの場合は、自己判断で長期間様子をみず、歯科医院へご相談ください。
中学生・高校生の歯肉炎を予防するポイント
歯と歯ぐきの境目を丁寧に磨く
歯肉炎の予防では、プラークをためないことが大切です。
特に歯と歯ぐきの境目は磨き残しやすいため、歯ブラシを小刻みに動かしながら丁寧に磨きましょう。
歯と歯の間もケアする
歯ブラシだけでは、歯と歯の間のプラークを十分に取り除くことが難しい場合があります。
必要に応じてデンタルフロスや歯間ブラシなどを取り入れましょう。
歯並びやお口の状態によって適した清掃用具は異なるため、歯科医院で相談するのがおすすめです。
フッ化物配合歯みがき剤を活用する
中学生・高校生では、歯肉炎だけでなくむし歯予防も大切です。
6歳以上では、1400~1500ppmF程度のフッ化物配合歯みがき剤を歯ブラシ全体に1.5~2cm程度使用し、就寝前を含め1日2回歯を磨く方法が推奨されています。
歯みがき後は軽く吐き出し、うがいをする場合は少量の水で1回程度にしましょう。
定期的に歯科医院でチェックする
歯科医院では、歯ぐきの状態や磨き残しを確認し、必要に応じてプラークや歯石を除去したり、その方に合った歯みがき方法をお伝えしたりします。
学校歯科健診もお口の健康を確認する大切な機会ですが、学校での健診は歯科医院で行う検査や診断とは役割が異なります。
学校歯科健診で問題を指摘されていなくても、出血や腫れなどが続く場合は歯科医院へ相談しましょう。
保護者の方へ|思春期だからこそさりげないサポートを
中学生・高校生になると、毎日の歯みがきを本人に任せることが増えてきます。
自分でお口を管理する習慣を身につけることは大切ですが、思春期は部活動や勉強などで生活リズムも変化しやすい時期です。
歯ブラシが傷んでいないか、歯みがき剤がなくなっていないか、定期的に歯科検診を受けているかなど、保護者の方がさりげなく確認することもお口の健康を守ることにつながります。
できていないことを責めるのではなく、本人が無理なく続けられるセルフケアを一緒に見つけていきましょう。
歯肉炎:よくある質問
Q. 中学生でも歯周病になりますか?
A. 中学生・高校生では、炎症が歯ぐきにとどまる歯肉炎が多くみられます。ただし、若い年代でも歯を支える組織に影響する歯周炎が起こることはあります。出血や腫れが続く場合は歯科医院で確認しましょう。
Q. 歯ぐきから血が出ても歯を磨いて大丈夫ですか?
A. 歯肉炎による出血の場合は、強くこすらず、歯と歯ぐきの境目をやさしく丁寧に磨くことが大切です。出血が続く場合や腫れ・痛みがある場合は歯科医院を受診しましょう。
Q. 口臭も歯肉炎と関係がありますか?
A. 歯肉炎によって口臭が気になることがあります。ただし、口臭には舌の汚れやお口の乾燥、鼻やのどの状態など、さまざまな原因があります。気になる状態が続く場合は原因を確認することが大切です。
Q. 学校歯科健診で歯肉炎を指摘されたらどうすればよいですか?
A. 歯科医院を受診し、歯ぐきやプラークの状態を確認してもらいましょう。必要に応じてクリーニングや歯みがき指導を受けることで、毎日のセルフケアを見直すことができます。
思春期の歯肉炎:まとめ
中学生・高校生の思春期は、ホルモンバランスや生活習慣の変化などが重なり、歯肉炎が起こりやすい時期です。
歯ぐきからの出血や赤み、腫れ、口臭などは、お口の状態を見直すサインになることがあります。
毎日の丁寧な歯みがきや歯と歯の間のケアに加え、定期的に歯科医院でお口の状態を確認し、健康な歯と歯ぐきを守っていきましょう。
初台の内藤歯科では、お子さまのお口の状態を確認し、一人ひとりに合わせたセルフケアについてもお伝えしています。
学校歯科健診で歯肉炎を指摘された場合や、歯ぐきからの出血・腫れ・口臭などが気になる場合は、お気軽にご相談ください。
初台 内藤歯科 基本情報
医院名:内藤歯科(渋谷区初台)
📞 03-3370-8241
📍 東京都渋谷区初台1-35-13
京王新線 初台駅 南口出口より徒歩1分
診療時間
月〜金 10:00〜13:30・14:30~19:00
土 10:00~13:30・14:30~18:00
休診日:日曜・祝日
公式サイト:https://www.e-shikaiin.com/
Web仮予約可
| 内藤歯科公式サイト | 初台駅の歯医者「初台 内藤歯科」徒歩1分で無痛治療 |
| 内藤歯科24時間ネット予約 | 内藤歯科 / ネット予約|歯科タウン |
| 内藤歯科グーグルマップ | 初台 歯医者 - Google 検索 |
| 内藤歯科note | note naitodc|note |
| 内藤歯科facebook | (1) Facebook |
| 出身大学 | 東京科学大学(旧東京医科歯科大学)出身 |
| 学会・資格 | 顎咬合学会・認定医 |
| 特定非営利活動法人 日本顎咬合学会 | |
| ICOI(国際口腔インプラント学会本部アメリカ・認定医) | |
| ICOI | |
| ISOI(国際口腔インプラント学会本部ドイツ・認定医) | |
| ドイツ歯科インプラント学会 – DGZI e.V. |DGZIは非営利団体であり、その規約に基づき、歯科医および診療チームのインプラント学的研修における品質保証に取り組んでいます。 | |
| ストローマンインプラント・スペシャリスト認定医 | |
| https://drive.google.com/file/d/1AGhwcEy4tY4vb2s6PVfiXBwXjGqnlapf/view?usp=sharing | |
| 世界10数か国において、インプラント、歯周病、審美の研鑽 | |
| 世界レベルの学会で専門医の研鑽を続けています。 |



















