歯石はなぜできる?

歯石の予防法と定期的な除去が必要な理由

歯医者での検診やクリーニングで、「歯石がついていますね」と言われると、またついてしまったのかと気になってしまう方は多いと思います。歯石はむし歯や歯周病と深く関わる重要なサインであり、ついたまま放置してしまうと歯ぐきの炎症や口臭、歯周病の進行を招く可能性があります。一方で、歯石はご自宅でのケアでは落とせないため、歯科医院での専門的な除去が必要です。

この記事では、歯石ができる理由やプラークとの違い、歯周病との深い関係、そして毎日できる予防法や歯石を定期的に取る意味について、初台の内藤歯科が詳しくご紹介します。

 

歯石とは何か

歯石は一言でいうと、柔らかいプラーク(歯垢)が硬く石のようになったものです。プラークは細菌の塊で、歯みがきで落とすことができます。しかし、このプラークが歯面に残ったままになると、唾液に含まれるミネラル(カルシウム・リン酸)が沈着し、少しずつ固まって歯石へと変化します。

歯石には大きく二種類があります。

  • 歯ぐきより上につく歯肉縁上歯石
     下の前歯の裏側や、上の奥歯の外側など、唾液腺の出口付近につきやすいタイプです。
  • 歯ぐきの中につく歯肉縁下歯石
     歯周病が進行した場合に多く見られ、歯周ポケットの奥に沈着し、炎症を悪化させます。

歯石の表面はザラザラしているため、新しいプラークがさらに付着しやすくなり、悪循環を引き起こします。

 

歯石とプラークの違い

歯石とプラークは混同されがちですが、性質が大きく異なります。

  • プラーク
     柔らかく白っぽいネバネバした細菌の塊。歯ブラシやフロスで落とせる。
  • 歯石
     プラークが固まったもの。歯ブラシでは落ちず、歯科医院での除去が必要。

プラークは付着してからおよそ24~72時間ほどで石灰化が始まるとされており、この段階を過ぎるとご自宅のケアでは除去が困難になります。

 

歯石ができるメカニズム

歯石形成の流れは以下のように進みます。

  1. 歯の表面に唾液由来の薄い膜が張る
  2. その上に細菌が付着し、プラーク(バイオフィルム)が形成される
  3. プラークが残ったままになると唾液中のミネラルが沈着
  4. プラークが硬化し、歯石となる

歯石のできやすさには個人差があり、唾液の性質、歯並び、口呼吸の有無、喫煙習慣、歯みがきの癖などが影響します。どれだけ丁寧にみがいても、特に下の前歯の裏側や上の奥歯付近は歯石がつきやすい傾向があります。

 

歯石が歯周病に与える影響

歯周病の根本原因は細菌です。しかし、歯石の存在は歯周病を進行させる大きな要因になります。

  • 歯石表面がザラザラしており、プラークが付着しやすくなる
  • 歯ぐきとの境目に歯石があると、炎症が慢性化しやすい
  • 歯ぐきの内部に歯石が沈着すると、歯周ポケットの奥で強い炎症が続き、歯を支える骨が溶ける

歯石が多い場合、歯ぐきの腫れや出血、口臭、歯ぐきが下がる、歯が浮いた感じがするなどの症状が出やすくなります。歯周病は糖尿病や心血管疾患など全身の病気との関連も報告されており、予防と早めのケアが大切です。

 

歯石を作りにくくするための予防法

正しい歯みがき

力を入れすぎず、歯と歯ぐきの境目に毛先を当てて小刻みに動かすことが大切です。特に就寝前の丁寧な歯みがきは歯石予防に大きく貢献します。

デンタルフロスや歯間ブラシの併用

歯ブラシだけでは落としきれない歯間部のプラークをしっかり除去できます。毎日の習慣にすると歯石の付き方が大きく変わります。

フッ化物配合歯みがき剤

歯を強くし、むし歯や歯肉炎のリスクを下げる効果があります。

食生活の見直し

間食の頻度が多いとプラークが増えやすくなります。よく噛むことで唾液分泌が促され、口の中の自浄作用が高まります。

喫煙や口呼吸の改善

これらは歯周病を進行させやすい要因です。禁煙や生活習慣の見直しも口腔内環境の改善に大きく役立ちます。

 

歯石はゼロにはできない

どれだけ丁寧にケアしていても、歯石を完全にゼロにすることは難しいとされています。唾液の性質や歯並び、加齢によるみがきやすさの変化など、避けられない要因があるためです。そのため、ご自宅でのケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアを組み合わせることが重要です。

 

歯科医院で行う歯石除去

歯石除去(スケーリング)は、超音波スケーラーや手用スケーラーを使い、固まった歯石を丁寧に取り除きます。歯ぐきの炎症がある場合は多少の出血やしみる感じが出ることがありますが、多くは一時的なものです。歯石を取ることで歯ぐきの状態は大きく改善します。

 

どのくらいの間隔で歯石を取るべきか

一般的な目安は以下の通りです。

  • プラークコントロールが良い方
     約六か月ごとの定期検診
  • 歯石がつきやすい方、歯周病リスクの高い方
     三〜四か月ごとのメインテナンス

初台の内藤歯科では、お一人お一人のお口の状態や生活サイクルに合わせて、適切な間隔をご提案しています。

 

歯石:よくあるご質問(FAQ)

【Q1】歯石取りは痛いですか?
 歯ぐきが炎症している場合は軽い痛みを感じることがありますが、必要に応じて麻酔を使用できます。遠慮なくお知らせください。

【Q2】どのくらいのペースで通えば良いですか?
 歯ぐきの状態により異なりますが、三〜六か月が目安です。歯周病のリスクが高い方は三〜四か月が適しています。

【Q3】歯石は自分で取れませんか?
 歯石は非常に硬いため、ご自宅では安全に除去できません。歯科医院でのケアをおすすめします。

【Q4】初めてでも相談だけで大丈夫ですか?
 もちろん大丈夫です。お口の状況を丁寧に確認し、必要なケアや通院ペースをご説明します。

 

初台 内藤歯科 基本情報

【医院名】内藤歯科(渋谷区初台)
 【電話番号】📞 03-3370-8241
 【住所】📍 東京都渋谷区初台1-35-13(京王新線 初台駅 南口出口より徒歩1分)
 【診療時間】月〜金 10:00〜13:30・14:30〜19:00/土 10:00〜13:30・14:30〜18:00
 【休診日】日曜・祝日
 【公式サイト】https://www.e-shikaiin.com/(Web仮予約可)

 

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記事監修 内藤歯科・院長内藤嘉彦
出身大学 東京科学大学(旧東京医科歯科大学)出身
学会・資格 顎咬合学会・認定医
  ICOI(国際口腔インプラント学会本部アメリカ・認定医)
  ISOI(国際口腔インプラント学会本部ドイツ・認定医)
  ストローマンインプラント・スペシャリスト認定医
  世界10数か国において、インプラント、歯周病、審美の研鑽
  世界レベルの学会で専門医の研鑽を続けています。

 

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