歯科麻酔の歴史と 痛みに配慮した内藤歯科の取り組み
歯科治療と聞くと「痛いのでは…」と不安になる方は少なくありません。そうした不安を少しでも和らげ、安心して治療を受けていただけるよう、内藤歯科(渋谷区初台)では、痛みの少ないやさしい麻酔にこだわった取り組みを行っています。
本記事では、歯科麻酔の歴史や種類、そして当院における麻酔への配慮についてわかりやすくご紹介します。
≪麻酔の始まりと歯科麻酔の歴史≫
歯科麻酔の歴史は、1844年にアメリカの歯科医ホーレス・ウェルズが笑気(亜酸化窒素)を使い、痛みのない抜歯を試みたことに始まります。これは世界で初めて麻酔を歯科処置に応用した画期的な試みでした。残念ながらこの初回の成功例の後、公開抜歯では患者が叫んでしまい、ウェルズは評価されないまま表舞台を去ることになります。
その後、1846年に外科医ウィリアム・モートンがエーテルを使った公開手術を成功させ、外科・歯科を含めた麻酔の歴史は大きく前進しました。クロロホルムやコカインなども一時期使われましたが、安全性や依存性の問題から、20世紀に入るとより安定した局所麻酔薬の開発が進みました。
1943年には、今日でも広く使われているリドカイン(キシロカイン)がスウェーデンで開発され、注射による局所麻酔の信頼性と安全性を大きく向上させました。
日本では、明治時代に西洋医学の導入とともに歯科麻酔の概念も伝わり、昭和期にかけてリドカインやプリロカインなどが臨床応用されるようになります。さらに近年では、血管収縮薬との組み合わせや電動麻酔器・極細針の導入など、患者様への負担を最小限にする工夫が重ねられています。
このように、歯科麻酔は170年以上の歴史の中で、ただ痛みをとるだけでなく、安心・安全に治療を受けられる環境を支える医療技術として進化を続けてきました。
≪歯科麻酔の種類≫
歯科で使用される麻酔は、大きく分けて以下の3種類に分類されます。
表面麻酔
注射の前に歯ぐきの表面へ麻酔薬を塗布する方法です。針が刺さる際のチクッとした痛みを緩和できます。
浸潤麻酔(局所麻酔)
歯肉や骨の周辺に直接麻酔液を注入する方法で、虫歯治療など日常的な処置にもっとも広く使われています。
伝達麻酔
広範囲の麻酔が必要な場合に行います。特に下あごの奥歯に対して有効で、神経の根元をブロックする方法です。
≪内藤歯科における麻酔の取り組み≫
初台駅南口から徒歩1分の内藤歯科では、痛みに配慮したやさしい治療を実現するために、麻酔に関しても細やかな工夫と安全対策を徹底しています。
表面麻酔薬の使用
注射の前段階で、ジンジカインゲル20%(バナナ味)やキシロカインビスカス2%といった表面麻酔薬を使用し、針の刺激を軽減します。小児や歯科恐怖症のある方にも安心いただける処置です。
電動麻酔器による圧力コントロール
麻酔注射の際には、カートリーエースプロという電動麻酔器を使用しています。この装置は麻酔液の注入スピードと圧力を自動制御することで、手動注射にありがちなムラを防ぎ、痛みの原因となる圧迫感や刺激を抑えます。静音性にも優れており、緊張を和らげる環境づくりにも貢献しています。また、一定の圧力で注入できる特性から非常に細い注射針(33Gなど)との併用が可能で、針の刺入時の痛みをさらに抑えることができます。加えて、麻酔液が少しずつゆっくりと体内に広がるため、組織への急激な圧迫が起こりにくく、不快感の軽減にもつながっています。
症例に応じた麻酔薬の使い分け
患者様の体質や治療内容に応じて、以下の麻酔薬を使い分けています。
- オーラ注(リドカイン+エピネフリン):即効性と持続性のバランスが良く、標準的に使用される浸潤麻酔薬
- シタネスト・オクタプレシン(プリロカイン+フェリプレシン):血圧や心疾患への影響が少なく、循環器系への配慮が必要な方にも適応
- スキャンドネスト(メピバカイン):血管収縮剤を含まず、アレルギーや循環器リスクを考慮した設計
- キシロカイン2%(希釈使用):外科処置や炎症が強い部位にも対応可能な麻酔薬
注射針の選定と使い分け
治療箇所や年齢、痛みへの感受性に応じて、極細の注射針(33Gなど)をはじめとした複数の針を使い分けています。針の太さや長さを工夫することで、違和感の少ないスムーズな麻酔注入を可能にしています。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 麻酔を使用したあと、どのくらいで飲食しても大丈夫ですか?
→ 感覚がしっかり戻るまで(通常2〜3時間程度)は、誤って口の内側を噛んだり、温度がわかりにくいので、火傷したりするリスクがあるため、飲食は避けてください。麻酔の種類や範囲によって異なるため、処置後にスタッフより個別にご案内いたします。
Q. 麻酔をしたあとに、しびれが残るのは大丈夫ですか?
→ 通常は数時間で自然に回復します。まれに長引くこともありますが、気になる場合はお気軽にご相談ください。
Q. 麻酔の注射は痛いですか?
→ 表面麻酔、電動麻酔器、極細針の併用により、痛みを最小限に抑えた処置を行っています。
Q. 妊娠中でも麻酔は可能ですか?
→ 妊娠中の方には、安全性の高い麻酔薬を選定し、必要最小限の範囲で使用します。事前にお申し出ください。
Q. 子どもでも同じ麻酔を使用しますか?
→ 小児には体重や体格に応じて用量を調整し、表面麻酔で対応可能な処置であれば、注射を回避することもあります。
≪歯科からのメッセージ≫
麻酔は、治療の質と患者様の安心感の両方を支える大切なステップです。当院では、痛みを抑えるだけでなく、心の負担にも寄り添った診療を心がけています。
これまで歯科治療に苦手意識があった方や、過去の麻酔で嫌な思いをされた方も、どうぞ安心してご相談ください。
🌼内藤歯科(東京都渋谷区初台)
電話番号:03-3370-8241
住所:東京都渋谷区初台1-35-13(京王新線 初台駅 南口より徒歩1分)
診療時間:月〜金 10:00〜19:00/土 10:00〜18:00
休診日:日曜・祝日
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| 記事監修 | 内藤歯科・院長内藤嘉彦 |
| 出身大学 | 東京科学大学(旧東京医科歯科大学)出身 |
| 学会・資格 | 顎咬合学会・認定医 |
| ICOI(国際口腔インプラント学会本部アメリカ・認定医) | |
| ISOI(国際口腔インプラント学会本部ドイツ・認定医) | |
| ストローマンインプラント・スペシャリスト認定医 | |
| 世界10数か国において、インプラント、歯周病、審美の研鑽 | |
| 世界レベルの学会で専門医の研鑽を続けています。 |



















