【注目技術】歯科インプラントにロボット支援!?渋谷区初台の内藤歯科が語る近未来医療
【渋谷区初台】インプラントにも応用可能?話題の「ロボット支援手術」とは
こんにちは、渋谷区初台にある内藤歯科の院長・内藤嘉彦です。
先日、私の母校である東京科学大学(旧東京医科歯科大学)にて開催された外科手術に関する講演会に参加してきました。演者は、外科領域の第一人者である絹笠教授。テーマは、近年注目を集めている**「ロボット支援手術(通称:ダビンチ手術)」**でした。
この技術、実は歯科医療の分野でも今後の応用が大いに期待されており、特にインプラントのような精密性が求められる治療においては、非常に相性が良いのではないかと感じています。
■ ロボット支援手術とは?~手術の新しい常識~
「ロボット支援手術」とは、ロボットのアームを外科医が操作しながら行う最新の手術方式です。
2018年に日本でも保険適用の範囲が拡大され、近年ではその件数が急増。手術の成功率向上に大きく寄与しています。
注目すべきポイントは以下の2点:
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拡大視野による正確な術野の把握
ロボット手術では、従来の肉眼や内視鏡と比較して、より高精細な視野で手術部位を確認できます。これは歯科用マイクロスコープにも通じる発想で、精密治療には欠かせない要素です。 -
人間の限界を超える精密な操作性
実際の講演では、「針の穴に糸を通す」映像が紹介されました。人の手ではマイクロスコープを駆使しての処置でもブレやすい作業も、ロボットアームでは驚くほどスムーズかつ安定して行われていたのが印象的でした。
ただし、勘違いしてはいけないのは「ロボットが自動で手術する」わけではないということ。操作するのは、訓練を積んだ熟練の外科医です。そのロボット操作の認定医試験の合格率は約30%という、非常に厳しい試験を通過した医師のみが扱えます。
■ ロボット手術の課題と可能性
技術革新には常に課題がつきものです。ロボット支援手術の現時点での課題は以下の通り:
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初期導入コストと維持費
ダビンチの導入費用は約3億円、年間維持費も2,000万円とも言われ、地方や医療資源の限られた地域での普及は困難です。 -
触覚の欠如
現在のロボットアームには「触覚」がありません。患部の硬さや抵抗感といった微妙な感覚を得ることができないため、今後の改良が期待されています。 -
AIによる、監視、指示
ダビンチ手術も操作するのが人間である以上、判断ミスがつきものですが、AIによる監視及び指示を加えれば、人為的なミスが防げる可能性があります。手術中にAIが、「あ~そこ切っちゃダメ!」とか指示してくれると、ミスが減るのではないか?ということも期待されています。
■ 歯科インプラントとロボット技術の親和性
私たち歯科医療の分野では、マイクロスコープやガイドサージェリーを駆使した精密なインプラント治療が一般化しつつあります。そこにロボット技術が加わることで、より安全で予知性の高い治療が可能になると期待されています。
例えば、ロボット技術により以下のような恩恵が想定されます:
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骨の厚みや神経位置を正確に把握して、安全な埋入位置を確保
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手の震えや誤差の少ないピンポイント操作
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治療時間の短縮や術後の腫れ・痛みの軽減
将来的には、患者様がより安心して、より成功率の高いインプラント治療を受けられる環境が整うでしょう。
■ まとめ:最新技術×安心のインプラント治療を目指して
ロボット支援手術は、今後の外科治療のあり方を大きく変える可能性を秘めています。そしてそれは、私たち歯科業界にも少しずつ波及し始めています。
渋谷区初台の内藤歯科では、最新技術の動向を常にキャッチし、精密かつ安心のインプラント治療を提供できるよう取り組んでいます。渋谷区初台エリアでインプラントをご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。
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