信頼できる歯医者さんとは2?

前回、信頼のできる歯医者さん選びについて掲載いたしましたが、中でも「専門医とは何ですか」というお問い合わせが多く、再度ご説明いたします。

歯医者さんは、通常6年制の大学の歯学部を卒業し、歯科医師国家試験を受験し合格した人が資格を得ます。これはこれで合格率が60%程度の難関をクリアーして得るもので難関ですが、問題はその後になります。現在の歯科医師国家試験にはペーパーテストしかありません。つまり歯科医師としての知識を評価するものであっても、技術を評価するものではありません。よい歯科医師とは当然ながら、高い歯科医療知識とともに、高い歯科医療技術が必要なのですが、この技術については何の評価もされずに、国家資格を獲得してしまいます。

そこで、各種の専門医制度があります。これらは多くの場合は各種歯科学会の認定方式により異なるものですが、多くの場合は専門分野の研修実績や、専門知識を問う試験や、治療結果の記録の提出などが課されます。つまりはたとえ知識が十分あったとしても、技術が認められないと専門医の獲得はできません。また、専門医資格は獲得したのちも、永続的に研鑽記録や学会参加を必要とされるので、最新の知識技術の獲得が永続的に義務図けられることになります。国家試験を合格しただけの通常の歯科医師は、極論を申しますと、合格以後一切の研鑽をしなくとも、歯科医師として診療を一生涯行うことが可能です。考えると、、、怖いですね。歯科医師国家試験合格直後は、最新の知識があったとしても、数年後にはもはや古い知識しか持たない歯科医師になってしまいますが、外見上は一切区別がつきません。たとえHPをくまなく読んでも分かりません。

従いまして、単に歯科医師と申しましても、国家資格を得ただけの歯科医師と、専門医資格を認められた歯科医師とでは、技術力や、最新の知識の更新などの点において全く異なるものだと言えます。

またさらに言えば、歯科医療の技術や知識は日進月歩の時代ですが、国際的な視点で見れば、日本は必ずしも最先端の歯科医療が行われているわけではありません。世界レベルで見るならば、最先端レベルからは少なくとも5年から20年ほどは遅れています。世界的なレベルではもう標準的な治療方法となっているものも、まだ日本では導入されていないものも多く存在しています。それらの最先端の知識や技術を学ぶためには、やはり現地の海外にて、学ぶしかありません。つまり国際的な学会の「専門医」はさらに高いレベルの技術や知識が必要とされ、その試験に合格しているDRは国内の「専門医」に比べれば、さらに高い最新の知識や技術の実力があることがことがわかります。

今や国内にはコンビニよりも多い歯医者さんですが、このような知識があると、自分が興味がある「審美」や「インプラント」や「かみ合わせ」や「無痛治療」や「歯周治療」や「根管治療」などの治療を受けたいときには、これらが関係している学会の専門医を探してみるのも一つの方法です。きっと最新の知識と技術を提供してくれることが多いでしょう。

「専門医」にご興味がある方は、初台の内藤歯科HPもぜひご参考にしてください。

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