インプラントに向いていない人について

インプラントはどんな人には向いていないのですか?

 

インプラントは、歯を失った人々にとって革新的な治療法ですが、すべての人に適しているわけではありません。インプラント治療を検討する前に、以下に挙げる条件や状況に当てはまる場合は、他の治療法を検討する必要があります。

 

1. 健康状態が不安定な人々

インプラント治療は、手術的なプロセスを伴います。そのため、健康状態が不安定な人々には向いていません。例えば、心臓病や高血圧、糖尿病などの慢性疾患を抱えている場合、手術のリスクが高まる可能性があります。また、免疫力が低下している人々や抗凝固剤を服用している人々も、インプラント治療に適していない場合があります。これらに該当する場合は、担当の内科医と連携を取り、コントロール下でのオペが可能かどうか判断を仰ぐ場合があります。

 

2. 顎の骨が不十分な人々

インプラント治療には、インプラントを支える顎の骨が必要です。顎の骨が不十分な場合、インプラントを受け入れるための基盤が不足しているため、治療の成功率が低下する可能性があります。顎の骨が不十分な場合、骨移植などの手術が必要になることもあります。そのため、顎の骨の状態を評価し、インプラント治療の適応性を判断する必要があります。そのため当院ではインプラントをご希望される方の場合は必ず、CT撮影およびPCシュミレーションを欠かしません。

PCシュミレーションではあごの骨がインプラントを支えるだけの量が存在しているか、あるいはインプラントを支えるだけの骨の硬さがあるか?(CT値で判断できます)を正確に評価することができます。

 

3. 歯周病が進行している人々

歯周病は、歯を支える組織(歯周組織)や骨を破壊する病気です。歯周病が進行している場合、インプラント治療の成功率が低下する可能性があります。また成功したとしてもその後に、同様の炎症症状が(歯周病)生じてインプラント自体も炎症が着ることがあります。これをインプラント周囲炎と呼んでいます。それで、インプラントをご希望される方は、歯周病の治療を行い、病状を安定させる必要があります。また、歯周病の再発を防ぐために、定期的なメンテナンスや適切な口腔衛生の維持も重要です。インプラント後の定期的メインテナンスを行っているかどうかも、インプラントの長持ちには重要なので、事前にインプラントの専門医に聞かれるとよいでしょう。

初台の内藤歯科では、院長が勤務医時代からのインプラントの患者様も多数お見えで、最長の方ですと、もう30年近くメインテナンスを続けている方もいらっしゃいます。インプラントも毎日咀嚼で咬むものですので、徐々にすり減ってまいります。途中で15年ほど経過したところで、歯冠修復物の交換は行いましたが、インプラントの歯根本体は骨吸収が全く生じておらず、オペ当時と変わりがありません。

 

4. 若干の歯の欠損に対して過剰な治療を望む人々

インプラントは、歯を失った場合に最適な治療法ですが、歯の欠損が一部の場合、他の治療法も検討する価値があります。例えば、ブリッジや入れ歯などの保険治療や、詰め物やクラウンなどの保険外治療が適している場合もあります。インプラント治療は、手術的なプロセスを伴うため、他の治療法と比較して費用や時間がかかることも考慮すべきです。

 

以上が、インプラント治療に向いていない人々の一般的な特徴です。もし、健康状態が不安定であったり、顎の骨が不十分であったり、歯周病が進行している場合、または歯の欠損が一部の場合は、他の治療法を検討することをおすすめします。

 

初台の内藤歯科では、経験豊富なインプラント専門医の歯科医師が患者様の個別の状況を評価し、最適な治療プランを提案しています。インプラント治療が適しているかどうかを判断するために、まずは専門の歯科医に相談することをおすすめします。お気軽にご連絡ください。

詳細は初台内藤歯科HPをご覧ください。

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